犬のクンクン
2016.01.17今回は犬のクンクンする仕草について
犬は視覚よりも嗅覚のほうが優れています。
そのせいかあちこちをクンクン、匂いをかいで回ります。
いつも歩いている場所でも初めての場所のように匂いを嗅いで回り「早くして!」と飼い主様にリードを引っ張られるシーンをよくみかけます。
引きずられながらも踏ん張って強情に匂いを嗅ぎたがる子もいますが、そんなに臭いのか?と思いますが
臭くて匂っているわけでは無いんですね。
犬は嗅ぐことで情報収集しています。
ついでに言うと犬には臭い!という感覚が備わっていないとのうわさもあります。
いつも通る道でも誰がその場所を通ったのか最新の情報を得る為に匂いを嗅ぎ、どんな犬が通ったのか、体調や雌であれば発情のタイミングまで分かります。
散歩しながら犬が匂いを嗅ぐのは犬が自分の縄張りをチェックする為とも言われています。
いつも自分が通る道は縄張りなのです。
その中に他の犬の匂いがあれば縄張りに侵入された証拠。
どんな犬が何時ごろどんな状態でやってきたのか匂いをかぎながらチェックしています。
また、匂いをかいで情報収集してそれで終わりではありません。
そこを通ったという証拠を残していきます。
なので、情報収集のクンクンが始まったら、おしっこをするサインと思っても良いですね。
ところがこの習性も場所を選ばなければマナー違反になりますね。
人の家の前や敷地無い等、間違った場所でおしっこをしそうになったらリードを引っ張って移動させるのも飼い主のマナーです。
もしこれらの場所でおしっこをしてしまった場合は速やかにペットボトルに詰めた水を流しましょう。
水を流すのは何処でも同じですけどね。
電信柱に残ったおしっこの跡、臭いは少なくとも残ります。
水を流すことでその様な痕跡もほとんど流せるので犬を飼っていない方にとっては有りがたい事、というより当然の事ですね。
正しい知識とマナーを持ってワンちゃんとの距離をどんどん縮めて下さいね(●´ω`●)