犬の雑学・クイズ
2014.07.13こんばんは
ペットサロンデュークの店長 山仲一玄です(`・ω・´)
今回はJKCの出版する gazette という雑誌からいくつかのクイズを出させて頂きます
① 犬の体の中で最も強いにおいのする分泌液を出す器官があります。それはどこにある、なんという器官でしょうか?
ア 口
イ 耳
ウ 耳
エ わき
オ おしり
【 】腺
② 犬が苦手なにおいはどれでしょう?(複数可)
ア 酢
イ 花
ウ 汗
エ シャンプー
オ レモン
③ 犬の嗅覚は大変優れていると言われていますが、嗅ぎ分けるのが最も得意なにおいはどれでしょう?
ア きれいな花
イ 飼い主
ウ 会ったことが無い人
エ プラスチックのおもちゃ
オ 金属
④ においを感じる細胞の集まった部分が鼻の奥にあります。それはどのくらいの大きさでしょうか?
ア 切手
イ 小さなハンカチ
ウ バスタオル
⑤ 犬の体についての記述で、正しければ○、違っていれば×をつけましょう。
ア 鼻の頭には毛が生えている
イ 鼻の頭の表面には凸凹がある
ウ 鼻の頭を湿らせているのは涙である
エ 犬には鼻毛が無い
オ 寒冷地の犬は、耳や尻尾、しもやけになりにくい構造をしている
カ 肉球は爪が厚くなったものである
キ 犬は尻尾を意識的に振っている
ク 犬も人と同じように夢を見る
回答と解説
① おしり 【肛門】腺
犬のいお尻斜め下、4時8時の位置に肛門腺という臭腺があります。この臭腺からは固体識別の為の分泌液が出ます。犬同士でお尻の臭いを確認するのはこの部分です。
② ア 酢 オ レモン
犬の嗅覚はとても敏感な為ネギや酢などの揮発性のにおいが苦手です。
③ イ 飼い主
犬の先祖、おおかみには無い力で、人と暮らす様になってから飼い主とほかの人の区別を付けれる様に嗅覚が発達したといわれています。
④ イ 小さなハンカチ
人も犬も鼻の億に、【嗅上皮】(きゅうじょうひ)と呼ばれるひだ状の粘膜があり、そこに、においを感知し脳へ伝える【嗅細胞】(きゅうさいぼう)があります
人間の嗅上皮が切手1枚分に対して犬は小さなハンカチほどあるので、人間に感じ取れないにおいも敏感に感じ取ります
⑤ ア × イ ○ ウ × エ ○ オ ○
カ × キ × ク ○
アイウ解説) 犬の鼻の頭の事を【鼻鏡】(びきょう)といいますがここには毛がなく、湿っていて、臭いを嗅ぎ分けるのに役立っているといわれています
鼻鏡は皮脂腺から分泌される皮脂分で湿っていますが、これは臭いの分子を長くとどめておく為で、においが来た方向を感じ取るアンテナ
の役割も果たしています。また表面がでこぼこになっていることで表面積を広くしてにおい分子をより多くキャッチします
エ 解説) 鼻毛があるのは人間、ゴリラ、オランウータンなどの類人猿だけです。鼻毛のない動物はくしゃみをすることでほこりを外に出しますが
イルカやシャチなども、潮をふくときに不要なものを吹き飛ばしています
オ 解説) 気温が下がると、末端近くの血管が収縮し血流が低下します。これは体温を下げない為の防衛本能ですが
血流が低下したままでは血流が不足してしもやけになるため。一定時間で血管が拡張し血流を回復します
人間にも寒冷地の犬にも備わる機能ですが、個体差があります。
寒冷地の犬はこの機能がないと生き残れませんので遺伝的、体質的にこの機能が発達し、しもやけになりにくいといえます
カ 解説) 表面は角質層が厚くなっており、内部は脂肪や弾性繊維、コラーゲン繊維で出来ています。
肉球は唯一汗をかくことが出来る部分で適度な湿り気があることで滑り止めの効果もあるとされています
キ 解説) 犬は意識的に尻尾を動かすのでは無く、無意識に反射的に動かしています
ク 解説) 人間は浅い眠りのレム睡眠、深い眠りのノンレム睡眠を繰り返しますが犬も同じ繰り返しをします
人間も犬も浅い眠り、レム睡眠で夢を見ているとされ、寝言を言ったり、足をバタバタさせることもあります