嗅覚と聴覚
2013.10.13犬は生まれた時に全ての感覚器官が働くわけではありません
産まれてすぐに機能するのが嗅覚
聴覚は2週間程で
視覚は生後10日程で目を開きますが実際に物が見えるのに3週間
前回視覚の話をしましたが、犬が生きる上で必要とするもの
が上記からも推測されると思います
嗅覚から少し書いていきます
皆様ご存じかと思いますが犬の嗅覚は人間を超越したものです
人間と比較したその嗅覚は1億倍ともいわれます
1億倍とは?
日本警察犬協会の調べで酸臭について調べた結果です
1億倍まで薄めた酸臭でもかぎ分ける事が出来る様です
酸臭とは動物の汗や涙に含まれる要素です
これをかぎ分け警察犬は容疑者を追うわけですね
犬にも判別しやすい、得意なにおい、不得意なにおいがある様です
例えば花の匂いをかぎ分ける力は犬に必要ありません
飼い主の匂いや危険な臭いには特に力が発揮されると思われます
食べ物を判別するときにもまず、においますよね!
また、一般的にマズル(鼻)の長い犬ほどに嗅覚が優れているともいわれます
聴覚について
嗅覚に次いで発達した機能です
嗅覚に関しては有名でほとんどの方がご存知かと思いますが
聴覚においてもその力は人間を超越したものです
自然界に存在するいろいろな周波数の音の中から
犬は65~50,000Hz(ヘルツ)の周波数の音をとらえることができるといわれています
人の耳は16~20,000Hzの範囲までといわれ、普段わたしたちが会話をしている周波数は200~4,000Hz
人間が16方向の音を拾えるとされていますが犬はその倍32方向とも言われます
色んな角度から情報を得る事で外敵から身を守る、または狩る事が出来ます
上記の数字からも分かりますが犬は高音にとても強いと言えます
私達の日常生活でも感じる事が出来ると思います
男性の声よりは女性の声
おもちゃのピーっと鳴る音
これは小動物の鳴き声に近いからと考えられます
うちの子もピーっとなるおもちゃが大好きでその音を聞くと寝ていても飛び起き追いかけます
私の車はドアを閉めるとピッと音が鳴るのですが
6階で窓を閉め切っていて妻が気づかなくても犬が玄関にかけつけるので
帰ってきたことがすぐに分かるそうです
自分が帰ってきた音を覚えてくれるなんて本当にうれしい事ですよね\(o⌒∇⌒o)/