自身の足をかじる行為
2013.08.25こんばんは
大阪府八尾市にある犬の美容室 ペットサロンデュークです
今回は、ワンコが自身の手を舐めたりかじったりする行為について
少しお話したいと思います☆
幼少期と大人になってからは、かじる意味が変わってくるようです
まず幼犬がかじる場合ですが、歯の違和感を紛らすためにかじる場合が多いようです。
生後2カ月が経てば、犬の歯は生えそろいます。
生えたといっても乳歯です。
それからおよそ半年程かけて、次は乳歯から永久歯へと生え替わりが始まります。
そのとき、歯に違和感を覚え、何かを噛んで違和感を紛らそうとします。
生まれて1歳未満の幼犬がかじるのは、そうした歯が生え替わる際の違和感が原因といえます。
これをやめさせるのは、少し酷な話です。
むずむずしているものは、仕方ありません。
かじらないようにしつけている間に、たいてい時間が過ぎて、成犬になります。
ベストな対処法は、かじるのを許容してあげることです。
あらかじめかじられては困るものを、高い場所に移動させたり隠したりするなど対処しましょう。
テーブルのいすなど、隠しようがないものは脚にタオルを巻いて、かじられても傷つかないように保護しておけば問題は解決します。
一方、成犬がものをかじる理由です。
幼犬のときに爪をかじる癖が抜けないまま、成犬になってしまったときもありますが「単なる暇つぶし」が多いようです。
少しでも刺激が欲しい年ごろです。
育ち盛りのワンコが、暇を持て余すとストレスを感じます。
そのストレスを少しでも発散させたり紛らしたりするために、がりがりかじっていることが多い様です。
「じゃあ、ほうっておけばいい」と思いますが、それもよくありません。
ほっているから暇を感じ、またかじってしまうのです。
犬がかじる行動を見せるのは、それだけ飼い主が犬の面倒を見てあげられていないというサインでもあります。
散歩をしてあげなかったり、遊び相手になってあげられなかったりすると、暇を感じてがりがりかじるのです。
しかし、そうは言っても常に相手にしてやるわけにはいきません。
そういうときは、せめて犬のストレスを解消できるような遊び道具を与えてあげるのがいいでしょう。
暇つぶしになるようなおもちゃを買い与えてあれば、少しはストレス発散になり、気が紛れます。
おすすめは「太いロープ状のおもちゃ」です。
小さな物の場合は、飲み込んで喉に詰まらせることがあるので少し危険が伴います。
その点、太いロープ状のおもちゃであれば、ハウスに縛って固定することができますし、かじっても飲み込む心配がありません。
ペットショップに行けば、おもちゃがたくさんありますが、飲み込まない点に注意しながら、おもちゃを買い与えるといいかもしれませんね。