こんばんは

ペットサロンデューク店長、山仲一玄です

犬の皮膚、人間の３分の１～５分の１（0.3～1ｍｍ程）の薄さって知ってました？
その為乾燥や刺激に弱く、皮膚トラブルが起こりやすいのです。

★湿疹が出来ている。
★フケが出ている。
★油っぽい。
★痒がっている。

このほとんどが、肌の水分不足。
保湿が足りないんですね。
少し掘り下げて説明しますね。

アトピー性の皮膚炎は皮膚のセラミドが減少しているとされています。
【セラミド】とは皮膚の中にある脂質で皮膚の中に水分を保っておく役割があります。
これが不足すると皮膚が乾燥し、外からの刺激に弱くなり様々な皮膚障害を起こします。

うちの子は油っぽいから保湿はしなくても良いのでは？
と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが逆です！

油っぽいこは肌の角質に水分が足りず、乾燥して脂質が溢れて来ているんですね。
なので油っこい子にも、角質の保湿が大切といえます。

勿論、肌の汚れや表面上の菌や汚れを取り去るのは当たり前ですのでブラッシングやシャンプーはとっても大切です。

昔は、室外で飼われるわんちゃんも多く、シャンプーの刺激も強いものが多かったのでシャンプーの回数を減らしてガッツリ洗う！のが当たり前でした。
昔からわんちゃん飼われてる方は、２ヶ月に１回シャンプーすれば良い。
と思っている方が多いんじゃないでしょうか？

いいえ。それではフケも出て衛生的ではありません。
「カイ～ノ！」状態です。
がっつり刺激の強いシャンプーで洗って表面綺麗になってもお肌ガザガサです。。。

現在では肌に優しいシャンプーが沢山出てきているので、肌のターンオーバーに合わせて３週に1回のシャンプーが理想とされています。
（健康な子で３週のターンオーバーですが皮膚トラブルのある子は５日～なのですぐにフケが出ます。）

そしてその後にしっかり保湿する事。
良いリンスやパックを利用したり、化粧水で肌を守ってあげることで衛生的で良い肌環境を作ってあげることが出来ます。

犬用の化粧水もありますが、人間用のベビーオイルを薄めて霧吹きで吹きかけてあげる事で代用出来るので是非、保湿
してあげてください。

肌トラブルでお悩みに方は分かると思いますが一度トラブル起こすと時間も労力もお金も。
かなり使います。
かなり使ってるけど、全然改善しない方。凄く多いんじゃないでしょうか？

食事、シャンプー、保湿。

肌トラブルの原因はこの中でほぼ解決出来ますのでお悩みの方は勿論、皆様一度見直して下さいねo(^o^)o