蚊
2016.05.15こんにちは
ペットサロンデュークの店長 山仲一玄 と申します
最近暖かくなってきましたね。
夜には耳元で飛び回る、アイツが出てくる今日この頃です。
そう【蚊】です。
蚊が出てくるとフィラリアの心配が出てきますね。
フィラリアとは、蚊が媒介する寄生虫です
フィラリアの幼虫であるミクロフィラリアを含んだ蚊が犬を刺すことで感染します。
フィラリアは犬糸条虫(いぬしじょうちゅう)とも呼ばれる、体調12~13cmの細長い寄生虫です。
トウゴウヤブカ、コガタアカイエカ、ヒトスジシマカなどの蚊が媒介(ばいかい)します。
フィラリアは犬の体内で交尾するとミクロフィラリアと呼ばれる幼虫を犬の血液中に産み落とします。
心臓に寄生したフィラリア(犬糸条虫)の成虫このミクロフィラリアは体内では成長できず、血液中を回って蚊に吸われるのを待ちます。
蚊に吸われたミクロフィラリアは蚊の体内で二度脱皮して成長し、この蚊が犬を刺すことでその傷からミクロフィラリアが感染します。
最終的には死に至る怖い病気です
フィラリアに感染するとどの様な症状が出るのか
まず初期段階では咳が出ます
そのうち運動もしていないのに息が荒くなり散歩にいくのを嫌がり
歩かなくなります
症状が悪化すれば食欲不振、嘔吐、貧血、腹水が溜まる、血尿が出る
といった症状になります
今このような症状がみられる方は獣医さんに見て頂く必要があるかもしれません
初期段階であればほぼ必ず治る病気です
フィラリアの予防薬としてイベルメクチンという成分が入っている事がありますが、犬種によっては過剰に反応したり
分量は体重によって違ってきますのでしっかり獣医さんに相談して下さい。
また、フィラリアの投薬を済ました後は、過度な運動は避けていただくのが懸命です。
血液の流れている中で殺すと大きな成虫の死体は
血管を塞いだりショックを起こす原因になります。
犬は自分で判断して自分の身を守る、予防することが出来ません。
人間が守っていく必要があるのでしっかり管理して守ってあげて下さいねo(^o^)o